既存資料等の収集・整理
collect and organize information
調査を企画する際、既存資料を収集分析し、活用することが必要不可欠です。
人口構成、年代特性、地域特性等は、公的統計調査結果を調べまとめてみることが有効です。
新しい取り組みについても、Web検索で信頼できる情報源から情報を得て、その結果を整理・分析することによって仮説を立てることが可能な時代になっています。調査の設計は、この公的統計やWeb検索によって得られる情報を含めて行うことが有効です。
弊社では、調査の企画に際して、既存資料の収集・整理を実施しています。また、既存資料等の収集・整理・分析のみでも「文献調査」としてお引き受けいたします。
文献調査の内容(例)

文献調査の目的と具体的な内容の打ち合わせ
調査の目的と具体的な調査内容をクリアにしていただきます。
オンラインでの打ち合わせまたは、メールで箇条書きでも十分です。


既存資料一覧の作成
分析に入る前に、Web検索で既存資料の有無をと資料の項目の一覧表を作成します。


情報の整理
作成した一覧表の中から、信頼度の高い情報に絞りながら、情報の内容を整理します。


報告書作成
分析を加え、ご依頼いただいた文献調査の内容の報告書を作成いたします。
○ 調査企画の事前調査として実施する場合は、調査の企画と調査結果の分析に生かします。
調査の企画
Planning
市場調査を実施する前に、しっかりとした計画を立てることが非常に重要です。マーケティングに有効な情報を得ることができるかどうかは、企画にかかっています。当社は、クライアント様の立場になり、最適な調査企画をご提案いたします!
企画の内容
問題の背景(現状把握)

問題に至った経過を明らかにします。打合せ時にお聴かせいただきます。

市場調査の目的

何を明らかにする必要があるのか、事前に目的をはっきりさせます。市場調査の目的によって、以下の設計が変わってきます。

市場調査の対象

調べたいのは、顧客全体なのか特定のターゲットなのか等を定めます。

市場調査の地域

どの地域・エリアで調査を行うのかを定めます。

標本数

分析に必要十分な標本数を推定します。
グループ分けした時に各グループが分析に耐え得る数に設定することもあります。

標本の抽出方法
(対象者の選び方)

全数調査でない場合、抽出の方法が重要になってきます。
抽出に偏りがあれば、母集団を正しく表すことはできず、正確な分析や意思決定ができなくなります。

市場調査の方法

最適な調査方法を選びます。
訪問面接調査、留置き調査、郵送調査、商業施設等での来店客調査、電話調査、会場調査、インターネット調査、ヒアリング調査、グループインタビューなど

質問項目の設定

企画の段階では、調査項目を設定します。
調査実施決定後にアンケート票を作成します。
プリテスト(本調査前の小規模な調査)実施や打合せをしながら、質問文や選択肢などを調整していきます。

市場調査の期間

標本数や調査の方法によって異なります。

経費見積り

通常、サンプル数や調査方法の違いによって複数のパターンの企画を立て、それらの中からお選びいただいています。
実査
Conducting of surveys
実査の方法

インターネット調査(定量調査)
クライアント様のモニターや顧客を対象に、インターネット調査を実施します。外部の専門機関のモニターに対して行うこともあります。

グループ・インタビュー(定性調査)
一グループ5~6人。条件に合った対象者をリクルートし、インタビュールームで実施。仮説設定や問題の背後にある理由の探索などを目的に実施します。

ヒヤリング調査(定性調査)
事前に用意されたヒヤリング項目に沿って対象者にインタビューします。

Webアンケートシステムを用いた調査
(定量調査)
観光地や商業施設などで、対象者にスマホやタブレットからアンケートに回答していただきます。

Web会議システムによるインタビュー
(定性調査)
対象者にスマホやタブレット、PC等を使ってもらい、Web会議システムにより少人数のグループ会議やヒヤリングを実施します。

交通量/通行量調査、他
ご依頼があれば、交通量調査も行います。その他騒音調査等の実績もございます。お気軽にお問い合わせください。
★新型コロナウイルスによる影響
訪問面接調査、来店客調査、グループ・インタビュー等は、ソーシャルディスタンスの確保や「三密」を避けることが難しいため、しばらく実施が困難になると思われます。 代替方法として、インターネットや郵送の活用が考えられます。
実査管理地域
