自由回答の分類・分析

※「自由回答」とは、調査票あるいはWeb回答データで、言葉による回答を指します。単語、文章を問いません。OA(オープンアンサー)あるいはFA(フリーアンサ)と略します。

通常の作業ステップ

01.

コーディング表(分類番号)の作成

100~200の回答を分類し、仮のコーディング表を作成します。


  

 

02.
コーディング表と突合せながら、実際の自由回答にコードを振っていきます。


  

 

03.
実際には、仮のコーディング表では収まらない内容も出てきますので、コーディング表を追加・修正していきます。


  

 

04.
全ての回答に対してコードをつける作業が終わった後、コード順に並べ替えします。


  

 
 

05.
コードはいわば小分類に相当します。中分類、大分類もコード表作成やコーディングの過程で整理していきます。


  

 

06.
ひとりの方が、複数の趣旨の回答をしておられる際は、内容によって分ける場合もあります。例えば、○○について思いつくことを答えてもらう場合、一人でいくつもの言葉を回答されることがありますが、一言ずつ分けて分類します。


 

 

07.
自由回答を分類し、並べ替えます。中分類、大分類は必要に応じて挿入します。


 

 

 08.
各回答の右横に、その対象者の属性など(アンケートの中に項目として含まれている)を付加します。


 

 

 09.
こうした一覧表を作成することによって、自由回答の内容と回答者の特性が結びついてきます。


 
 
 
自由回答の利点は、予想しなかったような回答内容が幅広く得られることにありますが、後処理がわずらわしいという難点があります。(日本マーケティング・リサーチ協会「新人用 市場調査用語集」より)弊社では、根気よく、こうした作業をいとわずに行っています。
 
 
 

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